事業主向けx個人向け ファクタリングで資金調達しませんか?

回収する
必要無し    

不良
債権化の
リスク無し     

すばやく
現金化   
可能

診療報酬ファクタリングとは?

公開日:2020.05.29

最終更新日:2022.03.28

ファクタリングが買取り対象としている債権には様々な種類があります。今回ご紹介するのは病院や介護施設、調剤薬局の保有する診療報酬債権をファクタリング会社が買取って現金化する資金調達になります。以下に診療報酬債権の概要や仕組み、メリット・デメリットについてお伝えしていきます。

診療報酬債権の概要

診療報酬ファクタリングとは、「レセプト」とよばれている診療報酬の明細書をファクタリング会社が買取ってファクタリングを利用する病院や介護施設、調剤薬局などに入金してくれるサービスです。診療報酬を請求する先となるのは、「国保(国民健康保険団体連合会)」や「社保(社会保険医療基金)」です。

通常であれば国保や社保に対して請求される診療報酬はその請求が認められると請求後の「約2ヶ月後」に入金されます。ただし、報酬を支払うための条件を満たしていないなどの理由から保険支払機関に請求された通りに満額の支払いが認められるとは限りません。

請求内容が不適切であったり、何かしらの疑念が生じるような場合には査定や返戻されてその分を報酬から引かれてしまう可能性もあります。そのため後ほどご紹介する3社間ファクタリングでは報酬請求額の「8割まで」程度までしか買取り対象として認められない場合があります。

医療ファクタリングの種類

医療ファクタリングにはファクタリング会社が買取る医療債権の種類により以下の3種類に分けられます。

・診療報酬債権ファクタリング(病院やクリニックなどの医療機関によって請求済の債権が対象)
・介護報酬債務ファクタリング(介護機関や老人ホームによって請求済の債権が対象)
・調剤報酬債務ファクタリング(調剤薬局によって請求済の債権が対象)

診療報酬を支払う機関である国保や社保のような公的な機関は一般事業会社のような倒産や解散などによって支払い遅延や支払い不能になることがまずありません。従ってファクタリング会社からは債権としての信用力を高く評価されることになります。

医療ファクタリングの仕組み

医療ファクタリングには「3社間ファクタリング」と「2社間ファクタリング」の2つの方法に分けることができます。

・3社間ファクタリング
3社間ファクタリングは、「ファクタリング利用者(医療機関・介護施設・調剤薬局)」「ファクタリング会社」「保険支払機関(国保と社保)」の3社間での取引契約になります。ファクタリング利用者が国保や社保に請求済の医療債権をファクタリング会社が買取ります。

買取りの際にはファクタリング会社の掛目分と手数料を差し引いた残額が利用者である医療機関などによって調達できる資金となります。契約後の貸し倒れリスクや債権回収リスクは全てファクタリング会社が負います。

3社間ファクタリングの場合、保険支払機関に通知したり、その機関から債権譲渡についての承諾を得る必要があります。そのため入金までの期間は後でご紹介する2社間ファクタリングよりも「2~4日間」程度多くかかることになります。

・2社間ファクタリング
2社間ファクタリングは、「ファクタリング利用者(医療機関・介護施設・調剤薬局)」「ファクタリング会社」の2社間のみでの取引契約です。契約の際に保険支払機関(国保と社保)から債務譲渡への承諾や承諾を必要としていません。

そのため、最短で契約日から「即日」、遅くとも「数日以内」に買取り代金がファクタリング会社から入金されます。ファクタリング利用者は保険支払機関から期日に診療報酬が入金されたら、その資金をファクタリング会社に支払う流れとなります。

診療報酬ファクタリングのメリット・デメリット

次に診療報酬ファクタリングのメリットとデメリットを順番にご説明していきます。

【メリット:審査が緩くて早期の資金調達が可能】
診療報酬債権の支払機関は国保や社保といった信用力が非常に高い団体です。一般事業会社の売掛債権のように経営破綻などによる支払い不能や遅延のリスクが著しく低いと判断されます。

診療報酬債権は信用度の高い債権として審査に通る確率がほぼ100%に近いほどの高さになります。従って、当然のことながらファクタリング会社の審査も通常のファクタリングよりも緩く、同時に審査スピードも非常にはやくなり、早期の資金調達が可能になります。

【メリット:手数料が低い】
既にお伝えしたように診療報酬債権の場合、信用力の非常に高い支払機関となります。ファクタリング会社が負うべき未回収リスクが低いため利用手数料も他の売掛債権の買取り時に比べると低めに設定されています。

【デメリット:買取り額が80%程度になる可能性】
3社間ファクタリングでは、請求された診療報酬については買取った段階では支払機関から100%満額での支払いが確定していません。そのため請求金額全額が買取りの対象とはならず、通常は80%程度までを目安に買取られることになります。

ファクタリング総合ランキング

ファクタリング総合ランキング

先頭へ戻る

Copyright © ファクタリングで資金調達!おすすめのファクタリング会社・業者徹底比較 Co.,ltd. All rights reserved.